６月22日に、東京都美術館講堂にてレッジョ・アプローチの創造力　「共同する学び場　共創する学びの世界」が開催されました。東京都美術館は、2012年に改装オープンした上野にある美術館です。まだまだピッカピカな講堂のドア前で皆様をお出迎えしました。サポートスタッフさんの皆さま、いつもながらありがとうございました～！！

佐藤学様が長年実施、研究されている「学びの共同体」についてレクチャーいただきました。ヴィゴツキーの教育哲学からはじまり、実際の実践事例の御紹介まで・・・あまりにも深くて大きい話に対して短い時間で本当にもったいなかったです。(参加者の皆さまからのアンケートでもそういった御意見頂戴しました)参加者の皆さまのメモをとるのが追いつかないぐらいたくさん濃密なお話をいただきました。「先達はあらまほしきことかな」とはまさにこのこと。身が引き締まる思いでお話をききました。

今回も様々な方にご登壇いただいてのパネルディスカッション・・・。特に印象深かったのは「子どもは有能である」という花原様からのお言葉です。子どもに教える、という態度ではなく、能力をすでに持っている子どもに対して寄り添い、大人も共に学ぶ態度が必要であることを改めて実感しました。登壇者さま、参加者の皆さま、ありがとうございました！